
THE BEATLES 14th ALBUM
-We Have The Spirit Here in 1971-
opening..
こんにちは。
犬好き初心者ベーシスト mitsuru..です。
<wonderful wonder words>にお越しいただき誠にありがとうございます。
今回は「THE BEATLES Special Program of the Year!!」 の第5弾
もし「The Beastles」が1970年に解散することなく翌1971年に14枚目のオリジナルアルバムをリリースしていたら一体どんなアルバムになっていたか、空想の私だけの14作目のアルバムを想像して創造する企画
題して、
『THE BEATLES 14th Album -We Have The Spirit Here in 1971-』
をお送りいたします!!!
THE BEATLES マニアの方の YouTube でされていた企画をこの「THE BEATLES Special Program of the Year!!」真っ只中の今、自分でもやってみたい!!と思い企画することにしました。
真似してすみません!
一体どんなアルバムになるでしょうか、乞うご期待です。
background
●まず、この時期の時代背景ですが、何と言っても George の存在感です。
『Abbey Road』での才能の本格的覚醒とさらなる大作ソロアルバム『All Things Must Pass』での全英・全米共に1位となる大ヒットと、勢いが凄まじく、最終コーナーからの追い上げによりソングライターとしての地位もそれまでの3番手からついに John と Paul に肩を並べたと言ってもいい状況にあったと言えます。
また、1971年に8月に開催した『バングラデシュ難民救済コンサート』の成功によりアーティストとしても人物としても存在感はより増したと思われます。
●また、George だけでなく、この頃の John も神ががっていたと思います。
世の中に波風を立てながらも名盤を続けて発表し、数多くの名曲を世に放ったこの時期が絶頂期だったのではないでしょうか。
その一方で、Paulは様々な問題を抱えながら不調に陥っていたのではないでしょうか。
ここへ来て John, Paul, George のパワーバランスは激変したと言っていいでしょう。
●故に、それまでのアルバム収録曲数の比率も此処へ来て見直されるべく時期に来たのではないでしょうか。
それまでの「The Beatles」のアルバムでは1枚に付き通例として大体 George 2曲、Ringo1曲、その他を John と Paul で占めるといった状況にあったと思いますが、1971年末の時点において私は、John, Paul, George を対等の比率にしたい、いや、しなければならないと考えます。
収録曲数
●収録曲の元となる音源は、1969年~1971年にリリースされたソロのシングルとアルバムに収録されたオリジナル曲です。
アルバムとしては、3者のバランスを考慮し、George の『All Things Must Pass』のボリュームに釣り合うように
John のアルバムが『John Lennon/Plastic Ono Band』,『Imagine』の2作品であるのと同様に、Paul のアルバムを『McCartney』,『Ram』の2作品で区切りました。
そしてシングル曲と合わせたセレクションの候補となる楽曲総数は、
John:28曲/Paul:27曲/George:24曲/Ringo:3曲 となります。
●そしてそこから私の好きな曲でアルバム収録に相応しい曲かどうかを吟味してピックアップして行きます。
●以上の観点から総合してアルバム収録曲は、John:6曲, Paul, George:5曲+ Ringo1曲 の
全17曲としました。
ALBUM TITLE
●この記事のタイトルを
『We Have The Spirit Here in 1971』としたのは、1969年にロックの魂が死んだとされていたものが1971年になっても生き続いていたと言いたかったからです。
そしてそこからこの14th ALBUM のタイトルを
『The Spirit Is Still Here』としました。
●リリースは 1971年12月24日(金)
『White Album』のように、メンバーがそれぞれに制作した楽曲を持ち寄って一つの作品として完成させた14作目のアルバムの誕生です。
14th ALBUM
A-side

Power to the People
1曲目は『Power to the People』です。
トップはやはりロック色の強い曲がいいかなあと思いました。
「The Beatles」のそれまでのアルバムの1曲目は Paul のロックナンバーが多いという印象がありましたが、ここでは、いきなりのゴスペル調の圧倒的コーラスで始まる活力一杯のこの John の『Power to the People』が最もアルバムの幕開け的にも相応しいと思いました。

Junk
2曲目は『Junk』です。
1曲目のロック色からの一転してのスローバラードがいいかなと思いました。
『Junk』は Paul が1968年の『ホワイトアルバム』レコーディング前にデモ音源が録音されて以降アルバム収録が叶わなかった曲。
Paul の優しい歌声と優しいメロディーにしばしの間浸るとしましょう。

My Sweet Lord
3曲目は『My Sweet Lord』です。
アコースティックサウンド満載の軽快なテンポと美しいコーラスワークが心地よいスローロックナンバー。
このアルバムには絶対に欠かせないと思いました。
George の代表曲の1つとしてその輝きと喜びは幾多数多の困難を乗り越えていつまでも私たちを包み込んでくれることでしょう。

Working Class Hero
4曲目は『Working Class Hero』です。
ここからはしばらく静かな落ち着いた楽曲のコーナーにしたいと思います。
John ならではのアコースティックギター1本で切実な心情を吐露するような語りに心は締め付けられてしまいます。
私にとっての「Working Class Hero」とは確かに父だったと思います。

Another Day
5曲目は『Another Day』です。
Paul の呟くような優しい歌声で紡がれる静かで柔らかいナンバー。
「別の日」になってもいつもと何も変わらなくてとっても悲しくなるという誰しもが持つ心情を淡々と歌っています。

Beware of Darkness
6曲目は『Beware of Darkness』です。
George の困っている人に寄り添い語り掛けるようなバラード、いやバラッドと言った方がいいでしょうか。
「悲しみに心を許さないで」って『Another Day』の主人公に伝えてあげたいです。

The Back Seat of My Car
7曲目は『The Back Seat of My Car』です。
Paul の実力が遺憾なく発揮された渾身の一曲。
様々な構成を紡ぎながらこれ程のバラードの境地に達するとはさすが Paul といった感じがします。

Love
8曲目は『Love』です。
レコードA面の最後はしっとりとしたバラードがいいと思いました。
これ程の相応しい曲は他にはありません。
「愛」というものの概念をピアノとアコースティックギターだけの最小限の音に載せてただただ繰り返す。
静寂の中にも確かな信念があってそれをとつとつと語るなんて、歌の中に哲学を見ました。
B-side

Let It Dow
9曲目は『Let It Down』です。
B面の始まりも勢いのあるロックテイストの曲がいいと思いました。
静から動への展開と地味から派手へとの音の広がりも絶妙。
激しさだけにはならないところが George の いいところ。

Gimme Some Truth
10曲目は『Gimme Some Truth』です。
John の「飾らず・造らず・偽らず」で歌われているような何もかもを削ぎ落した超自然感が伺えます。
George のギターも素晴らしい旋律を奏でています。
1969年のいわゆる「Get Back Session」で披露されてもレコーディングには至らなかった楽曲。
Yoko も大絶賛。確かに。

It Don’t Come Easy
ここからは明るい曲調のポップナンバーのコーナーへ。
11曲目に来て初めての登場 Ringo の楽曲『It Don’t Come Easy』。
Ringo 作曲、George がプロデュース・演奏をした明るくて前向きなポップソング。
『そう簡単には行かないだろうけど、小さな愛さえあれば上手くやって行ける…』って何て慈悲深いの Ringo。
他のメンバーの帰還を待っていたのね…。

What Is Life
12曲目は『What Is Life』です。
George のモータウン風アップテンポでキャッチーなドストレートのラブソング。
失敗を恐れないで勇敢に突き進む前向きな姿がとってもチャーミング。
重みのあるタイトルと軽妙な曲調とのギャップがお洒落ですよね。

Uncle Albert/Admiral Halsey
13曲目は『Uncle Albert/Admiral Halsey』です。
Paul はメドレー形式の楽曲を編むの得意ですね。
アルバムの中にこのような聴き手を楽しませる趣向のある楽曲があるとアルバムさらに厚みが出るように感じます。

How?
14曲目は『How?』です。
言葉を失う程美しい曲。
John の人生の迷いや葛藤ややるせなさを吐露する歌声は何て切なくて脆くて優しいのでしょう。
「自分の中にない物は人に与えることはできない」って悲しいことですね。
いっぱいもらって来たはずなのに…。

All Things Must Pass
いよいよ佳境に入って行きます。
15曲目は『All Things Must Pass』です。
George の強くて深い悟りを感じさせるスローナンバー。
それまでの活動を振り返って『すべて許す!』と言っているようにも感じられます。
こんないい曲が認められて来なかったなんて余りにも悲しいですね…。
George、善き歌を届けてくださってありがとうございました。

Maybe I’m Amazed
16曲目は『Maybe I’m Amazed』です。
Paul の最後に大きな花火を打ち上げてもらいましょう。
ピアノ主体のラヴバラードの王道中の王道を行く名曲。
Paul のボーカリストととしての力量に圧倒されます。

Happy Xmas (War Is Over)
ラスト17曲目は『Happy Xmas (War Is Over)』です。
1971年12月24日リリースのこの14作目のアルバムを締め括るのはこの楽曲以外にはありません。
世界で一番大好きなクリスマスソング。
John の平和を祈る想いがいつか必ず叶う日が来ると信じて…。
まとめ
リストのまとめです。
●曲目には、John→赤/Paul→青/George→緑/Ringo→黄 というように作曲者毎に色付けをしています。

impressions..
もう名曲が多すぎて John の曲を選ぶのとっての大変でした。
『Cold Turkey』も『Mother』も『Jealous Guy』も入れたかったなあ…。
『Imagine』は当初ラスト曲にしようと思っていたのですが、やはり楽曲として余りにも別格という強い印象があって今回は選びませんでした。
George は『All Things Must Pass』を選曲できて本当によかったです。
何より「The Beatles」の『All Things Must Pass』なのですから…。
評価
このアルバムについての自分なりの評価を、先だっての「THE BEATLES Special Program of the Year!!」の第3弾『THE BEATLES ALBUM MY BEST10』で用いた項目に基づいて行っていきたいと思います。



●評価の項目
「革新性」については、やはり George の飛躍は凄まじいいものがあるので150点、John も独自の素晴らしい名作を制作したということで100点、合計をメンバー4人で割った数値→62.5点としました。
●「楽曲の好み」の区分は、【SSS】→神曲[20点]/【SS】→とっても好き[10点]/【S】→好き[5点]/【A】→普通[0点] で、その点数の合計が楽曲の好みの点数:125点となりました。
●「ボリューム感」は、単純に収録曲数×5.0ポイントで85点です。
●「レコードジャケット」については、存在していないので→0点とするしかありませんでした。
今後自分が絵にして制作してみようと思っています。
●総合評価
373点の「A+」となり、第5位の『Rubber Soul』(405点)と第6位『With the Beatles』(297点)の間ということになりました。

ending..
少年の頃、好きな歌をカセットテープに録音してオリジナルテープを作っていた時代を思い出しました。
でもあの頃とは違って、オリジナルアルバムのために選曲して曲順を決めて行くという作業、人生初めてでとっても難しかったです。
解散後のソロの楽曲を解散していなかった時期に遡らせる事自体無理があるでしょう。
「The Beatles」が解散したからこそ生まれた曲も多くあったことでしょう。
しかし、自分だけのアルバムが出来上がって行くにつれて何とも言えない感動が生まれました。
レコーディングに臨んだもののアルバムに収録されなかった曲が解散後ソロ曲として生まれ変わった曲がたくさんあって、
解散してもなお「The Beatles」は続いていたんだなあとも思いました。
今回出来上がった私だけの「The Beatls」14枚目のオリジナルアルバム。
死ぬまで大切に聴き続けて行きたいと思います。
今回はここまでといたしましょう。
次回も「THE BEATLES Special Program of the Year!!」の第6弾
『The Beatles Cover曲 My Beat10』をお届けいたします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは御機嫌よう、さようなら。

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