
<opening..>
こんにちは。
もうすぐ56歳 初心者ベーシスト mitsuru..です。
本日も<wonderful wonder words>にお越しいただき誠にありがとうございます。
今回は洋楽のジャンルから
QUEENの特集
題して、
『QUEEN ALL SONGS MY BEST 25 -We Love Our Queen-』をお届けいたします。

<introduction..>
まずは「QUEEN」についての簡単なご案内です。
●キャリア:
1971年にイギリス・ロンドンで結成。1973にメジャーデビュー。
今年でデビュー52周年を迎える世界的伝説的ロックバンド。
●メンバー:
オリジナルメンバーは以下の4人
Freddie Mercury(1946-1991):Vo. Pf.
Brian May(1947-):Gt.
Roger Taylor(1949-):Drs.
John Deacon(1951-):Ba.
●音楽性:
メンバー全員のソングライティングによる楽曲の多種多彩さ
多重録音による究極的超絶コーラスワーク
Freddieの圧倒的な歌唱力と圧巻のステージパフォーマンス
妥協なき音楽制作と楽曲の完成度の高さ など
●代表曲:
『Killer Queen』『Bohemian Rhapsody』『Somebody to Love』『We Will Rock You』『We Are the Champions』『Don’t Stop Me Now』『Crazy Little Thing Called Love』『Radio Ga Ga』『The Show Must Go On』など多数
●QUEENと日本:
母国イギリスを差し置き世界に先駆け日本で人気に火が付いたと言われQUEENにとって日本が特別な国となりました。
以来QUEENと日本のファンの絆は強く深く生き続いて来ました。
そして今も尚絶大な人気を誇る彼ら。
そう、我々日本人にとって『We Love Our QUEEN』なのです。
●LIVE AID伝説のステージ:
1985年7月13日の世界的チャリティーコンサートにおける21分間のステージ。
他のアーティストを圧倒し全世界の聴衆を熱狂させました。
●Freddieの死:
1991年11月24日病により死去 45歳没
ロック史上稀代の大天才にして絶対的唯一無二の巨星 落つ。
●現在:
2012年からボーカルにAdam Lambertを迎え入れ活動を開始。
2018年にはFreddieを主人公とした伝記映画『Bohemian Rhapsody』が公開され大ヒット。
今日に至るまで母国イギリスにおいてQUEENはあのThe Beatlesを凌ぐ程の評価を獲得しています。

<BEST25>
それでは『QUEEN ALL SONGS MY BEST 25』の発表です。
まずは25位~21位までです。
25th | Who Wants to Live Forever |
Album:『A Kind of Magic』(1986.06.02/12th) single:『Who Wants to Live Forever』(1986.09.15) | |
writer(s):Brian May | |
「誰が永遠に生きたいと思うだろうか?」 死生観を謳うQUEENを今聴くとより深くより強いメッセージになって木霊すようです。 “永遠とは僕らの今日だ”というメッセージは今を疎かにしがちな私の胸を突き刺します。 荘厳なオーラで覆われた魂の叫び。 Freddieの歌唱力と表現力がいかに凄いかを教えてくれる一大シンフォニーです。 |
24th | I Want It All |
single:『I Want It All』(1989.05.02) Album:『The Miracle』(1989.05.22/13th) | |
writer(s):Brian May | |
ハードロックの王道を突き抜けて行くと思わせて一筋縄では行かない展開を見せつける楽曲。 どんな曲調でも揺ぎ無く歌い上げるFreddieのボーカルパフォーマンス力と激しく泣き怒り響き続けるエレキギターの音色が核となって聴く者の心を搔き乱します。 こんな風に拳を突き上げて高らかに叫ぶQUEENの音楽の力には本当に圧倒されます。 |
23th | Innuendo |
single:『Innuendo』(1991.01.14) Album:『Innuendo』(1991.02.04/14th) | |
writer(s):Freddie Mercury & Roger Taylor | |
“innuendo”=「皮肉」と訳したところで何をも言い当て指し示すことなど到底できまい。 ハードロックとカルメンとゴスペルの融合を展開しながら大河のような壮大な世界感を醸し出す楽曲は6分半を超えるとは思えない程のあっという間の充実感。 もはやロックの領域を遥かに超えた観念に取り憑かれるように最後まで聴き入ってしまいます。 |
22th | Fat Bottomed Girls |
single:『Bicycle Race/Fat Bottomed Girls』(1978.10.13) Album:『Jazz』(1978.11.10/7th) | |
writer(s):Brian May | |
反ルッキズム讃歌といった風貌のポップロックナンバー。 冒頭のコーラスワークからワクワク感が止まりません。 QUEEN以外の誰がこんな歌歌えるというのでしょう。 現代における美の中枢にいる人達よりももっと魅力のある人達がいると高らかに謳う彼らに共感の波が止まりません。 何かとうるさくて煩わしい世の中の池に笑いながら石を投げるが如く清々しくて勇ましい。 |
21th | One Vision |
single:『One Vision』(1985.11.04) Album:『A Kind of Magic』(1986.06.02/12th) | |
writer(s):Roger Taylor, Freddie Mercury, Brian May, John Deacon | |
王道ポップロックのど真ん中を突き抜けるナンバー。 QUEENの楽曲がこれ程までに評価されているのは楽曲制作においてこれで終わるりとする水準が他のどのアーティストよりも高いということが言えるのではないでしょうか。 この楽曲もそれを如実に表していて、歌詞もコーラスも音作りも一切の妥協を許さずして極めて誠実に貪欲に粘り強く諦めない精神はまさに彼らの理想なのでしょう。 |
続いて20位~11位です。
20th | Now I’m Here |
Album:『Sheer Heart Attack』(1974.11.08/3rd) single:『Now I’m Here』(1975.01.17) | |
writer(s):Brian May | |
QUEEN初期を代表するキャッチーさ満載のポップロックナンバー。 QUEENらしさがいっぱい詰まっていてこの曲きっかけでファンになった人も多かったのではないでしょうか。 ど頭のギターで一瞬にして聴く者の心を惹き付け、惹き付けたからにはもう二度と離さないとするパワー。 歌唱力+サウンド力+演奏力の凄さは時代の少し先を行くところにいたのでしょう。 |
19th | Crazy Little Thing Called Love |
single:『Crazy Little Thing Called Love』(1979.10.12) Album:『The Game』(1980.06.20/8th) | |
writer(s):Freddie Mercury | |
全米初の1位を獲得した記念の楽曲。 骨太でありつつも軽快な曲ですが、何て言うジャンルに入るのでしょうね。 エルビス・プレスリーに捧げたとされることからロカビリーなのでしょうか。 ハードロックを基礎として一所に留まらずに多種多彩な名曲を生み続けたことが永遠に続く人気と評価に繋がっているのでしょう。 ギター弾けないって言いながらこんないい曲を創ってライブで歌って観客を熱狂させるだなんてやっぱり天才の成せる業ですね。 |
18th | Don’t Stop Me Now |
Album:『Jazz』(1978.11.10/7th) single:『Don’t Stop Me Now』(1979.01.26) | |
writer(s):Freddie Mercury | |
2023年暮れの日本の紅白歌合戦でも披露されたQUEENの代表作の一つ。 Freddieのご機嫌なピアノを土台にしてドラムとベースのリズム隊と何層ものコーラスが楽曲を彩る傑作ロック。 『誰も俺を止めないでくれ!』って言ったって誰もあなたを止めることなんてできないですよ。 映画『Bohemian Rhapsody』のサウンドトラックにはBrian Mayのギターサウンドが追加されていて疾走感と高揚感はこれ以上ない程の盛り上がりを見せています。 |
17th | The Show Must Go On |
Album:『Innuendo』(1991.02.04/14th) single:『The Show Must Go On』(1991.10.14) | |
writer(s):Roger Taylor, Freddie Mercury, Brian May, John Deacon | |
実質的なラストアルバムの最後の楽曲。 とても深くて重たくて聴くには覚悟が要ります。 “Show”とは「人生」のことなんでしょう。 「人生はこれからなのに」という悲壮感が耐え難き抵抗感と共に伝わって来ます。 桑田佳祐さんが『月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)』という曲の中で<ショーはまだ始まったばかりだって>とショーを人生と置き換えているのは偶然でしょうか。 人生そのものがショーだとするのはエンターテナーとしての共通認識なのでしょうか。 それとも命に関わる病と闘った者同志の共鳴なのでしょうか。 |
16th | Bicycle Race |
single:『Bicycle Race/Fat Bottomed Girls』(1978.10.13) Album:『Jazz』(1978.11.10/7th) | |
writer(s):Freddie Mercury | |
コーラスワークが秀逸のとっても耳馴染と親しみの深いポップロックの人気曲。 山あり谷あり,停車したり休憩もあったり”fat bottomed girls”もいたりして実際にサイクリングレースで走っているようなワクワク感があります。 それにしてもこのひねくれ者はどれだけ自転車が好きなのでしょう。そして何処へ行って何をするというのでしょう。 疾走感と躍動感がありすぎて実際にはこの曲を聴きながら自転車に乗るのは危なくて止めておいた方がいいですね。 |
15th | Killer Queen |
single:『Killer Queen/Flick of the Wrist』(1974.10.11) Album:『Sheer Heart Attack』(1974.11.08/3rd) | |
writer(s):Freddie Mercury | |
QUEENにとっての記念すべき初の世界的スマッシュヒット曲。 日本でもオリコン洋楽シングルチャートで1位を記録。 最初に日本人の特に女性のハートを射貫いたのがこの曲だったのですね。 歌詞から曲調から何から何までお洒落でコーラスも飛切り凄くて当時の洋楽リスナーをどれ程驚かせたか想像に難くありません。 そして来る1975年はQUEENにとっての記念Year。 4月にはアルバムを引っ提げての初来日公演での大盛況、そして10月にはあのロック史を揺るがす名曲が世に放たれます。 |
14th | I’m Going Slightly Mad |
Album:『Innuendo』(1991.02.04/14th) single:『I’m Going Slightly Mad』(1991.03.04) | |
writer(s):Freddie Mercury & Peter Straker | |
何て雰囲気のいい曲なのでしょう。 イントロの第一音から感覚を鷲掴みにされたような感じ。 楽曲の世界観とは異なってとっても心地よくてどっぷりと音に浸かってしまいます。 プロモーションビデオもとっても独特で魔訶不思議。 でも、Freddieは瘦せ細った容を隠すどころかそれを逆手に取ってこのような役を演じたのでしょうか。 だとしたら、彼は最後の最後まで誰もが真似のできない真のエンターテイナーだったということでしょう。 |
13th | Breakthru |
Album:『The Miracle』(1989.05.22/13th) single:『Breakthru』(1989.06.19) | |
writer(s): | |
QUEENらしいコーラスとピアノの音色から始まる王道ロックを走り抜ける名曲。 インパクトのあるキャッチーなアレンジは心も体もノリノリにさせます。 シンプルだけれど単なるシンプルではなくストレートだけれど単なるストレートではない独特の奥の深さがあり、楽曲制作に向き合う誠意のレベルの高さがそのまま生み出される楽曲のレベルの高さになっているように感じられます。 それにしても突破口とは時としてどうしても開かれないものであろうか。 |
12th | It’s a Beautiful Day (reprise) |
Album:『Made in Heaven』(1995.10.23/15th) | |
writer(s): | |
Freddie亡き後に発表されたアルバム『Made in Heaven』の1曲目「It’s Beautiful Day」のリプライズバージョン。 元バージョンを踏まえてより深い境地へと発展しています。 メロディアスかつハードビートに繰り広げられる怒涛の展開に圧倒されそして瞬く間に終わってしまう虚無感と静寂。 「誰も私を止めることはできない。」って本当にそう思う。 死して尚生き続けているFreddieの魂そのものの歌。 |
11th | Under Pressure |
single:『Under Pressure』(1981.11.02) Album:『Hot Space』(1982.05.04/10th) | |
writer(s):Roger Taylor, Freddie, Mercury, David Bowie, John Deacon, Brian May | |
David Bowieとの共作共演の大人気曲。 イントロから超キャッチーでそこからの軽快さと激しさとの怒涛の展開が超絶で全く手に負えない凄みがあります。 二人のロックボーカルヒーローが手を取り合って生み出したものはロックの領域を遥かに超えた夢と感動の世界。 時はまさに第2次ブリティッシュインベイジョン前夜。 年明け1982年からイギリス出身のアーティスト達が挙ってアメリカのヒットチャートを席巻し始めます。 |
そして10位~4位です。
10th | Las Palabras de Amor (The World of Love) |
Album:『Hot Space』(1982.05.04/10th) single:『 Las Palabras de Amor (The World of Love)』(1982.06.01) | |
writer(s):Brian May | |
Freddieの優しくて澄んだ歌声が印象的なとっても神聖で崇高なラブバラードの傑作。 タイトルと歌詞にスペイン語が用いられていてコーラスと共に発せられる言葉からは精神の浄化のようなものを感じます。 愛しい人に対して愛情の言葉をゆっくりと聞かせて欲しいと願う歌には愛情の真のあり方が問われているように思います。 決して急ぐことはなくゆっくりと分かち合い深め合うことでそれが永遠のものになるということを教えていただきました。 |
9th | Radio Ga Ga |
single:『Radio Ga Ga』(1984.01.23) Album:『The Works』(1984.02.27/11th) | |
writer(s):Roger Taylor | |
ポップでキャッチーでセンセーショナルの極みのような大人気曲。 サビでの総ハンドクラップセレモニーはライブ会場を一つにし、会場にいなくても聴く者すべての手の中で心の中で歓喜の響きを鳴らし続けています。 映画『Bohemian Rhapsody』のLIVEAIDのシーンでも再現されておりQUEENがいかに世界中の人々に感動と幸せをもたらしていたかがはっきりと分かります。 |
8th | We Will Rock You |
single:『We Are the Champions』(1977.10.07) Album:『News of the World』(1977.10.28/6th) | |
writer(s):Brian May | |
QUEENの音楽には全人類を一つにする力があることを証明する傑作中の傑作。 足踏みと手拍子があれば楽器なんてなくてもこんなに素晴らしいサウンドが生まれ、そこにFreddieの歌声が乗るとそれはもうロック史を揺るがす一大アンセムになるという奇跡。 これ程までに老若男女問わずすべての人の背中を押し鼓舞する曲が他にあるでしょうか。 かつてBritney SpearsとBeyoncēとP!NKの三人で分け合って歌ってた飲料水のCMも飛切りかっこよかったです。 |
7th | Hammer to Fall |
Album:『The Works』(1984.02.27/11th) single:『Hammer to Fall』(1984.09.10) | |
writer(s):Brian May | |
アレンジが殊更大好きなバンドサウンドの一体感が際立つ極上ポップロックの傑作。 メロディアスでダイナミックで何から何までこれ以上ない程に楽曲のレベルが達していて聴く度にその秀逸さに度肝を抜かれます。 最初は、誰かの頭にハンマーが振り下ろされるようなイメージや裁判官が木槌を叩き判決を下すようなイメージを持っていましたが、思った以上に歌詞は死生観をテーマにしたとっても観念的なものでした。 |
6th | Let Me Live |
Album:『Made in Heaven』(1995.10.23/15th) single:『Let Me Live』(1996.06.17) | |
writer(s):Roger Taylor, Freddie Mercury, Brian May, John Deacon | |
Freddiの死後に発表されたアルバム『Made in Heaven』に収録された神聖で崇高なバラードの名作。 美しいゴスペル風のコーラスに始まりFreddie,Roger,Brianとボーカルを分け合って進む展開には胸が熱くなります。 そしてとどめの一斉コーラス。 Freddieの病気発症以前に制作されていたとのこと。 “Let melive”という純粋で真っすぐな意志。いつも心のどこかに宿っていたということを知りました。 |
5th | Made in Heaven |
Album:『Made in Heaven』(1995.10.23/15th) | |
writer(s):Freddie Mercury | |
元はFreddieの1985年に発表されたソロアルバム『Mr. Bad Guy』に収録されていたものの再構築バージョン。 Freddieのバージョンよりもさらに重厚でダイナミックなアレンジが施され神聖性と崇高性を限りないものにしています。 目を閉じて聴くと本当に天国で高らかに歌い上げるFredieの姿が浮かんで来ます。 地上にいつまでもいてほしかったのに、天国で生まれたものはいつか天国に帰ってしまうのですね。 |
4th | We Are the Champions |
single:『We Are the Champions』(1977.10.07) Album:『News of the World』(1977.10.28/6th) | |
writer(s):Freddie Mercury | |
世界中の人々を鼓舞し続ける永遠の勝利のテーマソング。 とてもシンプルで分かりやすい歌詞が速度と強度を増しながらストレートに胸に突き刺さって来ます。 また決して勝ち負けではなく、闘う事,挑むこと,手を取り合う事,喜びを分かち合う事の大切さまでをも教えてくれているような気がします。 自分自身の人生でもこれまでに確かにこの曲が流れる場面があったことを誇りに思います。 |
ラスト3位~1位です。
3rd | I Was Born to Love You |
Album:『Made in Heaven』(1995.10.23/15th) | |
writer(s):Freddie Mercury | |
この曲も元はFreddieの1985年に発表されたソロアルバム『Mr. Bad Guy』に収録されていたものの再構築バージョン。 Freddieのバージョンと比較すると改めてQUEENの音作りの妥協なき積み重ねの凄さを感じます。 Freddieも天国でパワーアップした曲の仕上がりに触れて喜んだことでしょう。 歌詞はとっても一途で真っすぐそのもの。 いつまでもすべての人の心に生き続けるラブソングの王様です。 |
2nd | Somebody to Love |
single:『Somebody to Love』(1976.11.12) Album:『A Day at the Races』(1976.12.10/5th) | |
writer(s):Freddie Mercury | |
楽曲の構成と展開、ボーカルとコーラスワークの掛け合いの妙、すべてが完璧で神曲中の神曲と言って何ら過言ではない。 主人公の境遇と心情には胸が締め付けられはせよ尚どこまでも悲観させることなく苦しみを癒し勇気を与える程の底なしの力がこの曲には宿っていると感じます。 それは楽曲の力というよりもそもそもの愛のもつ力でありそれを抽出した作者の創造の結晶だったのではないでしょうか。 何という素晴らしい歌をFreddieは創ったのか。 そのソングライティング力の凄さにはただただ圧倒されるばかりです。 Freddieの追悼コンサートでのGeorge Michaelの歌ったステージもこの上なく素晴らしかったです。 |
1st | Bohemian Rhapsody |
single:『Bohemian Rhapsody』(1975.10.31) Album:『A Night at the Opera』(1975.11.28/4th) | |
writer(s):Freddie Mercury | |
私のQUEEN第1位は『Bohemian Rhapsody』。大多数の人々も賛同するであろう。 冒頭QUEENらなではの(QUEENにしかできない)超多重アカペラからの印象的なピアノをイントロにして静かなバラードから一転しての一大オペラ劇そしてギターサウンド満載のロックから最終バラードに戻って終わるというとんでもなく信じがたい展開で構成されたロック史上稀に見る神曲中の神曲。 殺人事件を犯してしまった少年の母親への思いを吐露するという衝撃的な内容の歌詞を”Rhapsody”=「狂詩曲」にして生み出されたこの楽曲は驚異的なセールスとともに全英史上最も高い音楽的評価を獲得しました。 デビューから4枚目のアルバムという時期のこのような傑作。 Freddiのソングライティング力と歌唱力、そしてQUEENサウンドの真摯で妥協無き構築力で音楽シーンに与えた衝撃と功績は計り知れません。 |

<まとめ>
song | Album | |||||||
1 | Bohemian Rhapsody | 『A Night at the Opera』 (1975/4th) | ||||||
2 | Somebody to Love | 『A Day at the Races』 (1976/5th) | ||||||
3 | I Was Born to Love You | 『Made in Heaven』 (1995/15th) | ||||||
4 | We Are the Champions | 『News of the World』 (1977/6th) | ||||||
5 | Made in Heaven | 『Made in Heaven』 (1995/15th) | ||||||
6 | Let Me Live | 『Made in Heaven』 (1995/15th) | ||||||
7 | Hammer to Fall | 『The Works』 (1984/11th) | ||||||
8 | We Will Rock You | 『News of the World』 (1977/6th) | ||||||
9 | Radio Ga Ga | 『The Works』 (1984/11th) | ||||||
10 | Las Palabras de Amor (The World of Love) | 『Hot Space』 (1982/10th) | ||||||
11 | Under Pressure | 『Hot Space』 (1982/10th) | ||||||
12 | It’s a Beautiful Day (reprise) | 『Made in Heaven』 (1995/15th) | ||||||
13 | Breakthru | 『The Miracle』 (1989/13th) | ||||||
14 | I’m Going Slightly Mad | 『Innuendo』 (1991/14th) | ||||||
15 | Killer Queen | 『Sheer Heart Attack』 (1974/3rd) | ||||||
16 | Bicycle Race | 『Jazz』 (1978/7th) | ||||||
17 | The Show Must Go On | 『Innuendo』 (1991/14th) | ||||||
18 | Don’t Stop Me Now | 『Jazz』 (1978/7th) | ||||||
19 | Crazy Little Thing Called Love | 『The Game』 (1980/8th) | ||||||
20 | Now I’m Here | 『Sheer Heart Attack』 (1974/3rd) | ||||||
21 | One Vision | 『A Kind of Magic』 (1986/12th) | ||||||
22 | Fat Bottomed Girls | 『Jazz』 (1978/7th) | ||||||
23 | Innuendo | 『Innuendo』 (1991/14th) | ||||||
24 | I Want It All | 『The Miracle』 (1989/13th) | ||||||
25 | Who Wants to Live Forever | 『A Kind of Magic』 (1986/12th) |

<ending..>
本当にすごい完成度の楽曲のオンパレードとなりました。
とにかくシングル曲の威力は凄まじいですね。
Freddieばかりではなく、他のメンバーもソングライティングの力量が非常に高くバンド全体のクオリティーをこの上なく押し上げていて、改めて凄いバンドだったんだと思い知らされました。
あのライブエイドの伝説のステージで世界を圧倒したのは当然の実力の結果だったんですね。
もう残念ながらFreddieはいませんがあの歌声はいつまでも私たちの心に刻まれ続けて行くのでしょう。
今回はここまでといたします。
最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。
次回も音楽関連の特集をお届けする予定です。
それでは御機嫌ようさようなら。

<MY DATE>
最後に、MY BEST25 の楽曲の抽出のために作成した私独自の楽曲評価表を貼付いたします。
アルバムごとの評価にもなるように色付けしております。




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