<opening..>
こんにちは。
55歳 犬好きギター少年 mitsuru.. です。
<Wonderful Wonder Words>にお越しくださいまして誠にありがとうございます。
本日は、洋楽のジャンルから、
再結成記念!「oasis」の特集をしたいと思います!!
先日、2009年8月の解散から実に15年振りの再結成と来年の夏から世界ツアーを行うことを発表したoasis。
ファンは挙って驚愕しつつ半信半疑、いつまた兄弟喧嘩してオジャンになるやも知れぬと心配すらしつつ、それでも長らくの空虚、退屈を埋め尽くすには十分の喜びと感激がありました。
そういう私も昔からのファンの一人であります。
そこで今回、再結成を記念いたしまして、oasisの<My Best25>&<Albumランキング>をお届けするとともに、その中からの1曲を深堀りする企画、題して!
<oasis-Don’t Look Back in Anger-again>
をお届けいたしたいと思います。
15年という短いキャリアの中でも多くの名曲や人気曲が目白押しのoasis。
どんな展開となるでしょうか。
それでは行きますよ!
<oasis>
その前にoasisについて少しだけ解説。
oasis・・・日本語読みは[オアシス]、英語読みは[オエイシス]。
1)結成・・・1991年に産業革命の発祥地と知られるイングランドの商業都市マンチェスターで結成。
2)メンバー・・・
●Noel Gallagher(1967-)
:中心人物。ほぼすべての楽曲を作詞・作曲。リードギター兼ボーカリスト。圧倒的存在感。57歳。
●Liam Gallagher(1972-)
:Noelの実の弟。メインボーカリスト。独特の歌声。仁王立ちスタイル。やんちゃなお兄ちゃん。52歳。
●その他のメンバー
:このGallagher兄弟がメインメンバーで+他のサブメンバー(リズムギター、ベース、ドラムス)という感じのバンド構成。
3)音楽性
敬愛する The Beatles の影響をかなり受けている。
日本でのリリースの際、『Whatever』は現代の『All You Need Is Love』とのキャッチコピーが付く程 The Beatles のエッセンスが豊富に盛り込まれているとの認識を受けていた。
楽曲は王道ど真ん中のとってもキャッチーなポップロック。
誰しもがコピーしたがる身近で優しい曲揃い。
2ndアルバム『(What’s the Story) Morning Glory?』が世界的に大ヒット。
収録曲『Don’t Look Back in Anger』は国歌並みの国民的合唱曲となる。
その他多くの名曲を世に送り出す。
4)その他
全方位的喧嘩売りたがりブラザーズ。騒動や物議も数知れず。
度重なる兄弟喧嘩が元で2009年8月に解散。
兄弟はそれぞれの音楽活動へと袂を分かつ。
それでもそれぞれのライブでoasisは演奏され生き続けていた。
5)現在
青天の霹靂。2024年8月、再結成。
2025夏からツアー開始。
日本にも来るのか?
そしてニューアルバムは出るのか?
お願い、もう兄弟喧嘩はしないで。
<My Beast 25>
それでは参りましょう!
まずは1位~10位の発表です。
1st
song | Whatever |
written by | Noel Gallagher, Neil Innes |
record | single:『Whatever』(1994.12.18)<5th> |
impression | これこそがNo.1! 私が初めて聴いたoasisの曲がこの『Whatever』でした。 ストリングスを基調としたアコースティックギター・ドラム・エレキギター・ベース・ボーカルの共演。 それらが見事なまでに調和した壮大なロックアンセムとしてその完成度の高さを自らが祝っているかのようです。 穏やかな心の奥底に流れる激しい熱情と他者を労り慈しむ心情も感じられ、まさにロックの領域を超えた芸術作品であると言えます。 アルバムのフェーズは、1stの『Definitely Maybe』だったんですね。 そしてこの後の2ndアルバムへと続く勢いはさらに凄まじいものとなります。 |
2nd
song | Don’t Look Back in Anger |
written by | Noel Gallagher |
record | Album:『(What’s the Story) Morning Glory?』(1995.10.02)<2nd> single:『Don’t Look Back in Anger』(1995.10.30)<9th> |
impression | Noelのメインボーカル曲でNoelのソロ活動でもずっと歌い続けられた記念碑的楽曲。 もはや説明さえいらない名曲中の名曲です。 これ程までに観衆を一つにし熱狂させる曲はありません。 母国イギリスでは国歌に準じる程の国民的合唱曲であり、それはライブ会場に留まることなくサッカーの競技場や慰霊の場などにも広がりを見せています。 世界中のロックファンにとっての教科書的楽曲であり、「歌うのに優しい歌は人の心にも優しい」という音楽のある種の答えをこの曲は持っているように感じます。 |
3rd
song | All Around the World |
written by | Noel Gallagher |
record | Album:『Be Here Now』(1997.08.21)<3rd> single:『All Around the World』(1998.01.12)<12th> |
impression | 前作『(What’s the Story) Morning Glory?』の次のアルバムということで世界中で異様な盛り上がりを巻き起こした3rdアルバム『Be Here Now』。 その終盤において巨大な感動の渦を巻き起こす超大作ロックナンバー。 いつまで終わらないでほしいとさえ思わせる波の音は永遠に胸に刻まれる静寂を運びます。 Noelの思惑通りアルバムにはなくてはならない程の偉大で貴重な存在感。 この楽曲がアルバムの格を引き上げ完成に至らしめたと言っても過言ではありません。 |
4th
song | Live Forever |
written by | Noel Gallagher |
record | single:『Live Forever』(1994.08.08)<3rd> Album:『Definitely Maybe』(1994.08.29)<1st> |
impression | 記念すべきデビューアルバム『Definitely Maybe』の中で1,2を争う初期の大人気曲。 本物のロックスターへと駆け上がるoasisの導火線に火を付けたとも言えるロックナンバー。 『とことん生きてみろ!』というどストレートのメッセージが心に突き刺さります。 Liamのしゃがれ声が余計に誠実さやひた向きさを強く遠くまで響かせ、Noelのギターサウンドが悲哀と希望のメロディーを紡ぎに紡いで、まさにGallagher兄弟の底力を見せ付ける楽曲と言えます。 |
5th
song | Let There Be Love |
written by | Noel Gallagher |
record | Album:『Don’t Believe the Truth』(2005.05.30)<6th> single:『Let There Be Love』(2005.11.28)<22th> |
impression | oasisの後期を代表する名作ロックバラード。 LiamとNoelのボーカルの共演もこの曲の切なさと美しさを多面的・多元的なものにしています。 イントロの第一音から涙の用意がいるような静かで澄んだ佇まい。 穏やかで優しい旋律と詩的情緒に満ちた歌詞。 <そこに愛がありますように> 素晴らしいの一言。 |
6th
song | Stop Crying Your Heart Out |
written by | Noel Gallagher |
record | Album:『Heathen Chemistry』(2002.07.01)<5th> single:『Stop Crying Your Heart Out』(2002.07.17)” |
impression | oasisの胸に沁みるバラード部門のトップを争う名曲中の名曲。 目の前で泣いている人の様子が手に取るように浮かんでいます。 さめざめと、おいおいと、その胸張り裂けんばかりに泣く人の姿。 自分にできる限りの労りと励ましを持って『もうそんなに泣かないで。』と言っている主人公の優しさと健気さに思わず涙がこぼれます。 泣かないでと言われているのに…。 |
7th
song | Cigarettes & Alcohol |
written by | Noel Gallagher |
record | Album:『Definitely Maybe』(1994.08.29)<1st> single:『Cigarettes & Alcohol』(1994.10.10)<4th> |
impression | イギリスの労働者階級を取り巻く社会情勢を高らかに歌い上げた純度100%のロックンロールナンバー。 昔ながらのロックンロールのフォーマットに70年代のポップでキャッチーなギターサウンドの要素をふんだんに盛り込まれたoasisならではの現代ロックンロール。 この曲を聴くといつも60年代,70年代へとロックンロールの旅に出かけたくなります。 未来永劫生き続けて行くであろうロックンロールの不滅性をこの曲は知っているのでしょう。 |
8th
song | Champagne Supernova |
written by | Noel Gallagher |
record | Album:『(What’s the Story) Morning Glory?』(1995.10.02)<2nd> |
impression | 世界中で大ヒットとなった歴史的名盤『(What’s the Story) Morning Glory?』のラストを飾る一大スローロックナンバー。 楽曲の美しさがLiamの歌声をさらに美しく澄んだものへと昇華させています。 曲の長さを感じさせない中身の濃さがあり、いつまでも終わらないでと心は叫び、ラストと共にそこはかとない喪失感を感じさせる魅力で溢れています。 その感動はやがて波がさらって静かに消え、そしてまた次の波が来るのを待つ、まるで海と月の戯れのよう。 |
9th
song | Just Getting Older |
written by | Noel Gallagher |
record | single:『The Hindu Times』(2002.04.15)<16th> |
impression | Noelボーカルによる人生独白系スローバラード。 今回の取り組みで初めて知った歌です。 何故アルバムに入れなかったの? この歳になってこんな素敵な歌に出逢うとは。 『弱っちゃいないよ。ただ歳を取っただけだ。』 Noelの労り,慰め,励まし、おでんの出汁のようにしゅんでいます。 |
10th
song | Wonderwall |
written by | Noel Gallagher |
record | Album:『(What’s the Story) Morning Glory?』(1995.10.02)<2nd> single:『Wonderwall』(1995.10.30)<8th> |
impression | oasisを代表する世界的大ヒット曲。 もはや芸術と言っていい程の質の高さを誇る名作です。 アコースティックギターの音色を基調とした静かな世界に自然と精神が引き込まれて行くのが分かります。 Liamの歌声も空を見ながら歌っているかのような虚無感で溢れており、私は今何故か乳母車の中で空に浮かぶ赤い風船を見上げている自分の姿を想像しています。 |
引き続き11位~20位の発表です。
11th
song | Don’t Go Away |
written by | Noel Gallagher |
record | Album:『Be Here Now』(1997.08.21)<3rd> |
impression | 轟音系ロックアルバム『Be Here Now』の中で異彩を放つ究極のラブバラード。 シンプルな心情のリフレインが悲しみをより色濃くさせて行くようで、Liamの優しくもか細く聞こえる歌声は胸いっぱいの切実さを宿し、誰の心にも染み入る調べとなっています。 母親に対するNoel&Liam兄弟の持つ共通の心情がさらにこの曲の情緒を増幅させているのでしょう。 |
12th
song | Go Let It Out |
written by | Noel Gallagher |
record | single:『Go Let It Out』(2000.02.07)<13th> Album:『Standing on the Shoulder of Giants』(2000.02.28)<4th> |
impression | 3rdアルバム後の新たなoasisの始まりを告げるように放たれたスローロックナンバー。 アコースティックを基調にして決して派手さはないもののそれまでにはなかった力感なく落ち着いた佇まいにはどこか懐かしさも薫っておりロックの琴線を掴まれた感覚がして何度も聴きたくなります。 冒頭のNoelのBassを誘う掛け声に思わず自分も音の中へと引き込まれてしまいます。 |
13th
song | Supersonic |
written by | Noel Gallagher |
record | single:『Supersonic』(1994.04.11)<1st> Album:『Definitely Maybe』(1994.08.29)<1st> |
impression | 記念すべきossisのデビュー曲。 メロディアスなスローロックチューンでバンドとしてもうすでに完成されている印象を強く抱かせます。 特にサビに入って行くメロディーの美しさには心を奪われてしまいます。 聴けば聴く程深みにはまって行くロックの情緒はゆったり感満載の心地良さとそれでいて青白く燃える炎のようなくすぶりを抱きながらまたさらに深みにはまって行くのです。 |
14th
song | Little by Little |
written by | Noel Gallagher |
record | Album:『Heathen Chemistry』(2002.07.01)<5th> single:『Little by Little/She Is Love』(2002.09.19) |
impression | 『Don’t Look Back in Anger』,『The Masterplan』と並ぶ私の三大「Noeのlボーカル胸熱スローバラード」の内の一曲です。 静かな入りからのサビでの叫びは静かに灯っていた胸の火を一気に燃え盛る炎へと化す盛り上がりを叶えています。 Noelも一流のボーカリストであるということを決定付ける会心の一曲であるとも言えます。 何事も”Little by Little=少しずつ”でいいんですもんね。 神様が機嫌悪くても根気よく諦めないでやってみます。 |
15th
song | I’m Outta Time |
written by | Liam Gallagher |
record | Album:『Dig Out Your Soul』(2008.10.06)<7th> single:『I’m Outta Time』(2008.12.01)<25th>” |
impression | I’m outta(←out of) time=俺には時間がない/もう時間切れだ oasis最後のアルバム『Dig Out Your Soul』に収録されている超絶スローロックバラード。 LiamがJohn Lennonに捧げる曲として制作されたとのこと。 ラストではJohnのインタビューボイスがサンプリングされています。 Liamの歌声も歌い方もJohnを彷彿とさせる印象を濃く醸し出しています。 特に終盤のサビのリフレンは心を琴線を真綿で絞めるような感じ。 とにかく美しい奇跡のような楽曲です。 |
16th
song | Let’s All Make Believe |
written by | Noel Gallagher |
record | single:『Go Let It Out』(2000.02.07)<13th> |
impression | “Let’s all make believe.”ってどう訳したらいいのでしょう。 『万事そういうことにしておこうか。』みたいな? 緩やかで穏やかな曲調の中に、もどかしさと踏ん切り,諦めと妥協のようなものが渦巻いているようでとっても不思議な感覚に陥ります。 とにかくメロディーが綺麗、音が綺麗、声が綺麗。 「こんないい曲なのに何故アルバムに入れなかったのか選手権」のトップクラスと言ってもいいでしょう。 |
17th
song | Morning Glory |
written by | Noel Gallagher |
record | Album:『(What’s the Story) Morning Glory?』(1995.10.02)<2nd> |
impression | 歴史的ロックの大名盤『(What’s the Story) Morning Glory?』のタイトル曲。 “morning glory”にはいっぱい意味があるみたいで…。 とにかくかっこよくて凄みがあって爆発的で親しみやすさ満載です。 『Some Might Say』のカップリング曲『Acquiesce』が引き継ぐ展開も鳥肌ものです。 |
18th
song | The Hindu Times |
written by | Noel Gallagher |
record | single:『The Hindu Times』(2002.04.15)<16th> Album:『Heathen Chemistry』(2002.07.01)<5th> |
impression | イントロからその独特な世界観を放ちまくるロックナンバー。 “You’re my sunshine. You’re my rain.”という歌詞、大好きです。 光を照らしてくれる時ばかりではなく、雨となって難儀だなあと思う時もあるけれど、光の時でも雨の時でも同じくらいに君は僕にとって必要なんだよ。 って勝手に解釈してとても深い愛情を感じていました。 あと、”it gimme peace”のところでのLiamの”peace”への魂の注入感も印象的でした。 |
19th
song | The Masterplan |
written by | Noel Gallagher |
record | single:『Wonderwall』(1995.10.30)<8th> |
impression | 2ndアルバム『(What’s the Story) Morning Glory?』からシングルカットされた名曲『Wonderwall』のカップリング曲。 その『Wonderwall』にも決して引けを取らない程の名曲度を誇り、Noelボーカルの胸熱バラードの極め付けと言っても過言ではありません。 歌詞は非常に哲学的で、「神のみぞ知る」,「無知の知」という観念が提示されています。 アルバムに収録されなかったのは『Don’t Look Back in Anger』が余りにも偉大だったからでしょうか。 |
20th
song | Stand by Me |
written by | Noel Gallagher |
record | Album:『Be Here Now』(1997.08.21)<3rd> single:『Stand by Me』(1997.09.22)<11th>” |
impression | 3rdアルバム『Be Here Now』で1,2の人気を争うキャッチーさ満載のスローロックナンバー。 優しくて明るいメロディーからのサビのリフレインは一度聴いたら忘れられない程のインパクトと高揚感に満ちています。 やはりLiamのボーカルにNeolのコーラスは必須です。 ソロとなったライブでNoelもLiamもそれぞれにこの曲を歌い、そしてそれぞれに大合唱する観客たち。 これからは別々にではなく一緒にですね。 |
最後に21位~25位の発表です。
21th
song | Rock ‘n’ Roll Star |
written by | Noel Gallagher |
record | Album:『Definitely Maybe』(1994.08.29)<1st> |
impression | 1stアルバム『Definitely Maybe』のオープニングを飾る『Rock ‘n’ Roll Star』。 これからの運命を悟っているかのように、いやもうこの時点で既に自らを””Rock and Roll Star””だと自負していたのかと思う程に高らかに歌い上げる姿は誠に爽快で天晴。 若かりし頃のLiam、その歌声と歌い方がいかに唯一無二だったかが分かります。 |
22th
song | Acquiesce |
written by | Noel Gallagher |
record | single:『Some Might Say』(1995.04.24)<6th> |
impression | 全英初の1位に輝いたシングル『Some Might Say』のカップリング曲。 oasisらしさ炸裂の骨太王道ロックど真ん中のナンバー。 このシングルからアルバムは2ndのフェーズへと突入しその勢いは留まることなく一気に加速して行きます。 ボーカルはLiamとNoelの初共演。 それぞれのボーカリストとしての力と力の綱引きをしているかのようで一粒で二度美味しい充実感を味わえます。 |
23th
song | Songbird |
written by | Liam Gallagher |
record | Album:『Heathen Chemistry』(2002.07.01)<5th> single:『Songbird』(2003.02.03)<19th> |
impression | Liam Gallagher作詞・作曲のアコースティックスローロックバラード。 コードからイントロからアレンジから全てがシンプルに作られていて、長さも2分という一瞬で終わってしまうのも惜しくもありまた愛おしくもあります。 出だしのNoelの『three,four』のいう掛け声、お兄ちゃんらしさが伝わって来てとっても微笑ましくて大好きです。 穏やかで長閑なオリジナルとは異なるバンドサウンドでアレンジされたデモ音源もあって、これもまた違った聴き応えがあります。 |
24th
song | Stay Young |
written by | Noel Gallagher |
record | single:『D’You Know What I Mean?』(1997.07.07)<10th> |
impression | またもや「こんないい曲なのに何故アルバムに入れなかった選手権」の断トツトップと言える超絶すこぶる軽快ロックナンバー。 “stay young and invincible”ってどストレートなフレーズに思わず勇気が沸いて来ます。 “invincible”という単語、この曲で初めて知りました。 自分の人生には全く縁のなかった言葉、これからの人生、胸に刻んでおきたいと思います。 |
25th
song | Lyla |
written by | Noel Gallagher |
record | single:『Lyla』(2005.05.16)<20th> Album:『Don’t Believe the Truth』(2005.05.30)<6th> |
impression | 最後25位は、後期oasisを代表する超人気ロックナンバー『Lyla』。 地鳴りのようなリズムと稲妻のようなギター。 そしてLiamのボーカルとNoelのコーラスの一体感。 すべての観客を熱狂させるoasisでしか叶えることがができない魔法がいっぱい詰まっています。 |
ランキングのまとめです。
song | Album | release | |||||
1 | Whatever | − | 1994.12.18 | ||||
2 | Don’t Look Back in Anger | (What’s the Story) Morning Glory? | 1995.10.02 | ||||
3 | All Around the World | Be Here Now | 1997.08.21 | ||||
4 | Live Forever | Definitely Maybe | 1994.08.29 | ||||
5 | Let There Be Love | Don’t Believe the Truth | 2005.05.30 | ||||
6 | Stop Crying Your Heart Out | Heathen Chemistry | 2002.07.01 | ||||
7 | Cigarettes & Alcohol | Definitely Maybe | 1994.08.29 | ||||
8 | Champagne Supernova | (What’s the Story) Morning Glory? | 1995.10.02 | ||||
9 | Just Getting Older | − | 2002.04.15 | ||||
10 | Wonderwall | (What’s the Story) Morning Glory? | 1995.10.02 | ||||
11 | Don’t Go Away | Be Here Now | 1997.08.21 | ||||
12 | Go Let It Out | Standing on the Shoulder of Giants | 2000.02.28 | ||||
13 | Supersonic | Definitely Maybe | 1994.08.29 | ||||
14 | Little by Little | Heathen Chemistry | 2002.07.01 | ||||
15 | I’m Outta Time | Dig Out Your Soul | 2008.10.06 | ||||
16 | Let’s All Make Believe | − | 2000.02.07 | ||||
17 | Morning Glory | (What’s the Story) Morning Glory? | 1995.10.02 | ||||
18 | The Hindu Times | Heathen Chemistry | 2002.07.01 | ||||
19 | The Masterplan | − | 1995.10.30 | ||||
20 | Stand by Me | Be Here Now | 1997.08.21 | ||||
21 | Rock ‘n’ Roll Star | Definitely Maybe | 1994.08.29 | ||||
22 | Acquiesce | − | 1995.04.24 | ||||
23 | Songbird | Heathen Chemistry | 2002.07.01 | ||||
24 | Stay Young | − | 1997.07.07 | ||||
25 | Lyla | Don’t Believe the Truth | 2005.05.30 |
<Album Ranking>
続きまして、私の「oasisのAlbum」ランキングを発表したいと思います。
オリジナルアルバムは全7作品。
収録曲の評価とともに1位から発表して行きます。
1st
1位は『(What’s the Story) Morning Glory?』で決まりです。
oasisを世界的ロックバンドへと飛躍させたロック史にその名を刻む歴史的名盤。
名曲揃いのほぼ完ぺきなクオリティー。
アルバム丸ごとで聴かせるというその力の見事さは凄さを通り越して奇跡であると言えます。
2nd
2位は『Be Here Now』。
『(What’s the Story) Morning Glory?』の後のアルバムということで否応なく世界中に関心と期待が高まる中でリリース。
そのクオリティーに賛否が巻き起こりましたが、後半のたたみかけは凄いものがあり、アルバムとしては傑作に違いないと思います。
1998年2月の『Be Here Now Japan tour』武道館でのライブの思い出もあり、このアルバムを2位にしました。
3rd
3位は『Definitely Maybe』。
若さと荒々しさ丸出しのほんまもんのロックがいっぱいに詰まっています。
Noelが絶賛するのも当然のことでそれに異議を唱えるのは誰もいないでしょう。
聴けば聴くほどその良さが深まるという魅力もあり、種の発芽とともにその後の未来への開花を感じながら聴くとまた喜びと興奮が増して来ます。
4th
4位は『Heathen Chemistry』。
前作『Standing on the Shoulder of Giants』で下がった評価を一気に盛り返すために気合を入れ直しメンバーを新たにして放たれた渾身のアルバム。
1曲目から中盤にかけての名曲の感動ラインナップは素晴らしく全体的にも聴き応えがあって5位と僅差の4位となりました。
5th
5位は『Don’t Believe the Truth』。
4位の『Heathen Chemistry』と同率4位と言ってもいいくらい。
とってもバランスのいい聴きやすい上質骨太ロックアルバムです。
前作から参加した新メンバーとの融合がなされバンドとしても一段凄みが増したように感じます。
『Let There Be Love』は私の胸の常しえの不滅です。
6th
6位は現時点でのラストアルバム『Dig Out Your Soul』。
やや大人し目ではありますが粒揃いの上質ロックアルバムではないかと思います。
Liamのソングライティングの才能の開花も見届けることができ聴き終わった後には終焉の喪失感もありながらも終演の達成感も得られると言う感じがします。
7th
最下位の7位は『Standing on the Shoulder of Giants』。
前作『Be Here Now』で少し下げた評価と勢いをさらに下げてしまった感は否めず4thアルバムの呪縛とでも言いましょうか、初めて聴いた時は落胆とともにoasisの全盛期は完全に終わってしまったと思いました。
大阪城ホールのライブではこのアルバムの曲より『Don’t Look Back in Anger』の火のつくような大合唱が強く印象に残っています。
<Don’t Look Back in Anger>
oasisを代表する一大ロックアンセム『Don’t Look Back in Anger』
世界的に大ヒットとなった2ndアルバム『(What’s the Story) Morning Glory?』に収録されたミディアムテンポのロックナンバー。
Liamとの兄弟喧嘩の末にNoelがボーカルを取った楽曲だそうでその後のoasisの運命の分岐がこの曲にはあるようです。
魂の籠った歌唱はまさにNoelのロックボーカリストとしての原点もしくは目覚めとも言うべき楽曲で、ライブ会場では決まって大合唱となるファンの中で1位,2位を争う人気曲となりました。
『Don’t Look Back in Anger』
直訳すると『怒りで振り返らないで。』
これは私に向けられた歌だと思いました。
少し精神論的に訳すと、
『過去は変えられないし、振り返ったとしても怒りながらではなおさら心と時間の浪費にしかならない。』
っていうことになるでしょうか。
『過去と他者は変えられない。』と私はこれまで幾度となく自分に言い聞かせながら生きて来ました。
でもとっても難しい。
怒りばかりではなく、後悔や懺悔の念をもってよく過去を振り返ってしまいます。
今でもそれは相変わらずです。
それでも挑むべきだとこの歌が私に訴えかけるのです。
今、友達と3人組のバンドを組んで月に1回の程度で音楽スタジオで演奏しています。
もちろんこの曲はマストです。
若いころからもう何度歌って来たことでしょう。
ベースを弾きながらボーカルをしています。
下手なベースに下手な歌ではありますが、精一杯歌っています。
演奏してみて分かること、それは曲の作りがとても優しい。
それは簡単であるということでは決してなく、人の心に優しい。
ギターソロは挫折しましたが、ベース初心者が歌いながら弾くにはとても親切でシンプルで温かいと感じます。
『Don’t Look Back in Anger』
人生の目標を自分の声と自分の音で歌う。
ー 今の自分を振り返る未来、怒りで過去を振り返らないでね。
ー うん。笑顔で振り返るよ。
やっぱり下手だなあって。でも幸せだったなあって…。
<ending..>
いかがでしたか。
私の”oasis”、そして私の”Don’t Look Back in Anger”
今まで知らなかった名曲に出逢い、今まで大好きだった曲がもっと好きになり、ますますoasisが大好きになりました。
今回たくさんの曲に触れ、Noelの心の人柄に触れたような気がしました。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、御機嫌よう、さようなら。
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