映画『The Lake House』~私の時間旅行~

映画

<opening>

こんにちは。
今年55歳、犬好きギター少年 mitsuru..です。
今回は、私の大好きな映画、キアヌ・リーブス&サンドラ・ブロック主演、2006年に公開されたアメリカ映画『The Lake House』(邦題『イルマーレ』)をご紹介したいと思います。

<開演前>

『The Lake House』
監督:Alejandro Agresti/脚本:David Auburn
主演:Keanu Reeves & Sandra Bullock

この映画は、2000年の韓国映画『イルマーレ』をリメイクしたもので、舞台を海辺の家から湖畔の家に移し、新たに主演を大ヒット映画『スピード』で共演し話題となった、キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックの再びのコンビで繰り広げられるファンタジー恋愛映画です。
内容は、キアヌ・リーブス演じる建築家で湖畔の家に引っ越してきた2004年を生きるアレックス・ワイラーと、サンドラ・ブロック演じる医師でその前の住人であった2006年を生きるケイト・フォスターの二人が、2年という時空を超えて如何にして会うか、果たして会えるのか、という緊迫感漲るそして心を締め付けられる恋愛ドラマとなっています。
その二人を繋ぐ手段は文通。湖畔の家の郵便ポストが二人を引き寄せ結び付けて行きます。
過去と今を行ったり来たりする場面展開は面白くもあり、またややこしくもあり・・・、私はこれまでずっとすべてを理解し切れていませんでした。
そこで、今回は二人の時間軸を時系列で整理し、疑問点を解消したり、新たな発見をしてみたりと、自分なりのタイムトラベルをして行きたいと思います。

それでは幕が上がります。どうぞ、最後までお楽しみください。

<STORY>

<終演>

いかがだったでしょうか。
今回の取り組みで、郵便ポストの赤い旗の仕組み、時間軸の法則、愛犬ジャックの同一性などがやっと理解できました。最も興味深かったのが、過去を変えても未来は変わらないという「時間軸の法則」でした。これに乗じて、「Back to the Future」や「Avengers:Endgame」など他のタイムトラベルものの時間軸の整理もやってみたいと思いましたが、それはまたの機会にしたいと思います。
一方、分からないことが依然として残りました。やはりすべてを網羅することは私の理解力では無理でした。って言うか、すべてを理解しなくてもいいんですよね・・・。
今回、何度も何度も見返す中で、さらに情緒の部分が深くなりました。
ケイトとアレックスの忙しい日々の中で、互いを心の拠り所とし、惹かれ合っていく様に心を焦がされ、会えない運命に従うケイトと抗うアレックスのそれぞれの苦悩と葛藤には何度も胸が締め付けられました。
そしてその登場人物を演じる俳優陣の演技力の素晴らしさ。キアヌ・リーブスの、素朴で静かな情熱と澄んだ優しさを持ち合わせるアレックスという人物の表現力はもちろんのこと、サンドラ・ブロックの、孤独感とアレックスに対する愛情を一身に背負うケイトという人物の創造力は本当に見事だと思います。
特にアレックスの死の事実を知った時のケイトの表情。喜びから絶望、そして絶望から希望へと移り変わる刹那の表情はとてつもなく素晴らしく、サンドラのこの表情だけで最高の芸術に触れられたそんな心境になりました。

もう、これ以上格闘するのやめます。今、分析し挑戦する過去から、感動し感激するという映画の原点に帰って来たのですから。これこそがまさに私の心のタイムトラベルだったのでしょう・・・

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからももっと喜んでいただけるような記事を書いて行きたいと思います。どうかご期待ください。
それでは、ご機嫌よう、さよなら。さよなら。さよなら。

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